退屈から始まった“parallel”という物語

これは、昔アメブロに書いた“ある日の思い”です。
あの頃の私には、何気ない日常こそが退屈で、でも何を始めればいいのかもわからない…そんな悶々とした時間があって……。
この記事を、当時のままの文章でお届けしつつ、今の私からの注釈を加えてお話しします。
2013年のはじめごろの記事です。
日常の何気ない会話やちょっとした思いつきから、何かが始まっちゃうことってありますよね。
その場のノリというか…今回、お店をオープンすることになったのも、いつも通りのなんでもないおしゃべりが発端でした。
結婚以来17年…いや、もうすぐ18年。
ずっと専業主婦をしてきた私( やすよ )と、パート主婦 まゆみ 。
二人はここ10年来の仲良し。これといった特技もないんだけど、子どもも手がかからなくなってきたし、時間はある。
特にやすよは、時間ばっかりある。お家でのんびりするの大好きだし、ゴロゴロしててもあっという間に時間すぎちゃうから、いいんだけど、別にいいんだけど…
家事が苦手だから、それなりに時間かかるから、一日中家にいてもいいんだけど、別にいいんだけど…
とはいえ ある日 限界はやってきたのです。
退屈や~ん:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
いくらなんでも退屈やん。もともと主婦としてあんまり出来がよくない私。
そんなに家族から期待されてもないので、手抜き掃除と手抜きごはん、すぐ完了しちゃう
(ごめんよ夫 そして子どもたち)そう…そんなに好きじゃないことって時間あってもやらないんだね~(ごめんよ家族)
なんか はじめよう…(*゜▽゜ノノ゛☆
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やすよ 「ね~ね~、なんか 楽しいことしたいね」まゆみ 「ほんまよね~」
やすよ 「気軽に集まったり、イベントしたり…」
まゆみ 「そーなんよ!私、ひとに会うの大好きだし、毎日誰かと会っておしゃべりしたいのに、家に人を招くとなると、掃除が大変でね~(まゆみさんは意外にもA型なので、お掃除しだすと頑張りすぎちゃう)
家じゃなくて、気軽に人が集まる場所が欲しいよねー」やすよ 「ほんまにね~」
まゆみ ・ やすよ 「どっか 場所 借りちゃう?」
掃除くらいしろよっというツッコミは、二人の耳には届きません。
ごめんよー
つづく…
子育てがひと段落して、時間だけはあっても「私は何をしたいのだろう?」とモヤモヤしていた頃でした。
今読み返すと、「退屈だな」と感じることそのものが、私の内側が動き始める前触れだったんだなと思います。
