占いカフェの夢と現実

“お店をはじめよう!” シリーズ第3回です。
今回は「占いカフェ」という夢のざっくりアイデアが、現実の壁にぶつかるまでのドキドキ感をお届けします。当
時の軽やかさをそのまま引用させてもらいつつ、今の私からの注釈も加えました。
最初は、本当に思いつきだけだったんだけど、いざ 場所を借りるとなると、家賃はどこから払っていくの?
そーだよね。
やすよなんて、収入ゼロ ですよ。
ヒマとお金と両方もて余してるならいいですけど、もて余してるの ヒマ だけですから~!残念!
と 懐かしいなんとか侍に、心の中で斬られまくりながら、やっぱり時間があるから考えちゃう。なんかいいアイデアないかな~?
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
まゆみ「占いカフェ とかどう?」いーじゃん!
おもしろそーじゃん!誰が占うの?
大丈夫、変わったお友達やスピリチュアルなお友達は何人かいる。
流行ったらどうする?
忙しくなりすぎたらめんどくさいね~ なんて、する必要のない心配をしながら、「カフェってどうやったらはじめられるんですか~?」
という、とんでもなくアバウトな質問をしに、市内にある保健所まで行ってみる。
…保健所の人は、とっても親切だったの。
でも、でもでも…飲食店って大変なんですねっっ(T▽T;)
シンクが2層とか、床排水が必要とか、換気扇はこんなので…とか、決まりがたくさんあるんです。
無理ですっ!!
そもそも、そこまでして設備 調えても、すごいケーキとか出せませんっ(/TДT)/
おうちカフェとかやってる人、すごいね。ほんと、すごいね。
改めて感心しつつ、保健所をあとにしたのでした。でも、保健所の人が教えてくれたのには、例えば クルマのディーラーさんに行って、サービスでコーヒーだしてもらったりだとか、あんな感じで おまけ的に飲み物だしたりするくらいなら、保健所の許可とか、あんま関係ないらしい…
じゃ、占いとおまけのコーヒーにしちゃうかな?
でも そんなんじゃ、占いカフェとは いえないよ(  ̄っ ̄)
つづく…
この頃の私たちは、行動の前に算段しない自由さがありました(笑)。
だけど、お金や現実の存在に気づくことも、次の一歩には必要だったんですね。